外は冷たい雨が降っていますが如何お過ごしですか? 正月気分も抜けたころですが巷ではインフルエンザがはやっていますのでお気をつけ下さい。

 

「歯科医師過剰」という言葉が巷では多く見かけられます。マスコミなどが言っているのは歯科医院はコンビニにより数が多くて、歯科医師は過剰で余っているという論調です。年収300万円以下のワーキングプアの歯科医師が20%もいるというおまけまで付いている記事も見かけます。 果たしてこれは本当のことでしょうか?

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日本の歯科医師数はOECDの国に比較して多いということではありません。コンビニよりも歯科医院が多くあたかも歯科医師が異常増殖しているようにマスコミは書いていますが、これは真実ではありません。歯科医師はぞれくらいの数が必要なのです。

但し、1日に25人も患者さんを診療するスタイルが正常な行為だとは思わないで下さい。

先進国では、ほとんどの国の歯科医師は1日に数人しか患者さんを治療出来ません。

思考回路が間違っているとしか言いようのない記事が目に付きます。

それでは、何故日本では「歯科医師過剰」という間違った認識を広めているのでしょうか?

私には理解不能です。

日本歯周病学会歯周病専門医 ICOI国際インプラント学会専門医

吉川英樹 拝