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歯科医療の基本はまず予防です。
細菌検査でまず、症状をしっかり把握した上で一人ひとりに最適な予防方法をご提案いたします。
サリバテスト(唾液検査)とカリエス(虫歯)リスク
虫歯のでき方には大きな個人差があります。そこで、患者さん一人ひとりの虫歯の危険度を検査して、個別に予防のプログラムを作るというのが新しい虫歯予防の考え方です。サリバテスト(唾液検査)では、虫歯菌であるミュータンスとラクトバチラスの成育状態、そして唾液の分泌量と緩衝能が分かります。虫歯菌の数が多いほど、食後に大量の酸がつくられます。また、その酸を早く洗い流すためには、唾液の量と質が関係しますし、酸を中和する緩衝能が強い方が虫歯になりにくいといえます。その他、磨き残しの量や食生活など、虫歯の危険度を知るための8つの項目を4段階に評価して、虫歯になる危険度をグラフで表します。この結果にそって、担当の歯科衛生士が患者さんと個別にカウンセリングを行い、適切な虫歯予防のプログラムを作製します。
私は子供の頃からむし歯ができて、治療の繰り返しだった。むし歯の原因をつきとめる方法があるという。唾液を採り菌を分析する検査だ。
Q:むし歯にならない方法とはどんなことをするのでしょうか?
A:唾液検査をしてお口の中のリスクを検査します。ガムを噛み唾液を採取し歯の周りについたミュー タンス菌、ラクトバチラス菌の細菌数を測定し、唾液の分泌量、緩衝能を測定します。
Q:私のむし歯になるリスクは高かったのですが、今後は何をしたらよいのでしょうか?
A:ミュータンス菌が多い方はミュータンス菌を少なくする方法を実践してもらいます。
菌数は子供の頃に決まってしまい歯を磨くだけでは減りません。虫歯菌が多い場合、
歯科衛生士が特殊な器具を使って、歯磨きでとりきれない表面や、歯の間の膜を取る「PMTC」
を数ヶ月ごとにするのが有効だ。薬剤を使った除菌、キシリトールガムで細菌を少なくする方法も
有効です。唾液に問題がある方は、唾液を改善します。
Q:フッ素は効果的ですか?
A:フッ素は家庭で行われる方法と歯科医院で行われるフッ素塗布があります。歯質を強化すること
で予防効果があります。フッ素はすべての年代の方に有効です。しかし、細菌数、唾液、プラーク
コントロール、食事等、いろいろなむし歯を作る原因がありますので、それらを総合的に改善する
必要があります。
Q:私のむし歯に対するリスクは高かったのですが、リスクって何ですか?
A:天気予報みたいなもので、今日は雨になる確率は80%なので、皆様傘を持ってお出かけ下さい
という予報であれば、傘を持って出かけると思います。むし歯のリスクも将来むし歯になる確率、
可能性が何パーセントありますと統計的に解りますので、むし歯にならない方法を実践していただ
ければ、かなりの確率でむし歯にならないように出来ます。 |