ピエゾサージェリー

Piezoelectlic Internal Sinus Floor Elevation(PISE)
23日にインプラントを埋入した患者さまに昨日お電話をしたところ「ほとんど痛みも腫れも感じませんでした」と仰っていました。良かったです。いつもトラブルはないものと思っていますが患者さんのこのような声を聞くと安心します。オペの術式をもう少し詳細にお話しします。

今までは上顎の臼歯部にインプラントを埋入する際には、広範囲な歯槽骨吸収、上顎洞の含気化、残存骨の不良な骨質などの解剖学的制約がありインプラントをためらっていた方が多かったと思います。上顎骨の側方から窓を開けるウインドゥテクニックもありますが患者さんにとって余り気が進みませんね。
このような上顎の臼歯部で骨の高さがない方には朗報です。
2002年、韓国とアジア太平洋地域に初めて超音波振動を用いて骨切削が行われる手術用医療機器を紹介したDr Dong-Seok Sohnらは、微細振動により上顎洞底の皮質骨(硬い骨)を削除しながら上顎洞底を挙上するピエゾエレクトリック(Piezoelectric Internal Sinus Floor Elevation;PISE)をこれまで臨床に応用してきた。
ピエゾサージェリー機器の微細振動は硬組織には力が作用するが軟組織には作用しないため、上顎洞の挙上に有利な骨切削機器である。

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上顎洞底の皮質骨を写真に示したチップで切削後、10秒ほど上顎洞粘膜に滅菌生理食塩水を内部注水し、強い水圧で上顎洞粘膜を挙上していく。
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続いてゲル状の骨補添材を添入する。
すでに上顎洞粘膜が挙上された状態であるため時間が節約できる。
その後インプラントを埋入する。
非常にシンプルで患者さんに負担のない術式です。

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