「い」の歯科用語

印象

クラウン、ブリッジ、インレーを製作するための歯の型を採る必要があります。型をとってそこに石膏を注入して患者さんの歯列模型を製作して歯科技工師が技工物(クラウン、ブリッジ、インレー、インプラント上部構造)を製作します。

印象をする印象材は、臨床では、寒天、アルギン酸、シリコンゴム等に分類出来ます。最も精度の良い印象材はシリコンゴムです。

印象材の精度が悪いとぴったりとスキマがないクラウン、ブリッジ、インレー、インプラントの上部構造は出来ません。

個人トレー(その患者さんの顎に合わせて作った型を採る道具)にシリコンラバー(ゴム)の印象材を使って採得された患者さんの歯型です。

b0190560_16365180

マイクロスコープ、実態顕微鏡で型が採れているかチェックします。気泡があると失敗です。この技術は非常に難しいものです。

歯科助手、歯科衛生士等にやらせてはいけません。

印象材が硬化するまで患者さんも動かないようにお願い致します。術者も一定の圧力で5分間押さえていなくてはなりません。

Leica Picture

インレー Inlay

インレイとはIN(内側、中)LAY(置く)つまり「嵌め込む」ということ。
また、辞書で引くとInlayは象嵌となっています。日本にも様々な象嵌技法がありますが、
一番近いものは「木地螺鈿」と呼ばれる技法でしょうか。日本でも正倉院に保存されている聖武天皇の遺品であります五弦琵琶「螺鈿紫檀琵琶」があります。
装飾技法としてのインレーの歴史は古くはメソポタミア文明にまで遡るといわれており、王様の棺に石を嵌め込んだ
ものが確認されています。また、それらが世界中に広がり、木材や貝材、さらには金属など様々な素材で時代、時代
を彩ってきた装飾方法でもあるそうです。

b0190560_89912

ギターのネック部分のフレットにもインレーが使われてます。
このように歯科の技術にも使われるインレ-ですが保険のインレ-と自由診療のインレ-はどのように違うのでしょうか」?

よくある答えは「材質が違います。保険ではシルバーを主成分とした銀歯しか使えません。」しかし、違いは材質だけではありません。

「セラミックスの白い歯は保険では使えませんので自由診療になります」ということになりますが、一番重要なのは精度が異なるということです。

保険のインレイは技工士さんに支払う技工料金も込みで数千円で作らなければなりませんので精度が悪くスキマだらけな詰め物なことが多いです。
ほぼ100%といっていい位です。
自由診療のインレーはセラミックスを使えるだけではなく精度が格段に違います。

スキマがほとんどないセラミックスのインレーです。このように綺麗に丁寧に削って型を採ります。

Leica Picture

型を採る材料も精度の高いシリコンゴムを使い、石膏を注ぎ模型を作ります。

Leica Picture

そして、技工士さんの手によってセラミックスを鋳造してインレイが完成しました。

Leica Picture

これを患者さまの歯に嵌めこみます。

Leica Pictureこのように、歯とインレイの間にスキマが全くありません。

PAGETOP
Copyright © 千葉市稲毛海岸駅の歯周病・インプラント治療 [吉川歯科医院] All Rights Reserved.