歯周病の原因

歯周病は細菌感染症です。一番重要なことは細菌の感染を取り除いてあげることです。
お口の中には300~400種類くらいの細菌が住み着いています。これらの細菌は私達が食事をすることによって歯の周りにくっつきます。
歯の周りに付く白っぽい堆積物をプラークと言います。歯垢とも言います。バイオフィルムとも言います。
例えば、パイプとか流しのシンクにこびりついた汚れはお掃除しずらいですね。 これらのよごれもバイオフィルムと呼ばれています。
このプラークの中のある細菌が歯周病の原因です。

歯周病菌はレッドコンプレックス P.Gingivalisが最強

P.gjngivalis, T. forsythia, T.denticolaの3種菌は、歯周病の患者さんの歯周ポケットから、高い頻度で一緒に検出されることが報告されました。また、動物実験で、この3種を同時に感染させると互いの病原性を高めあうことも発表されました。
そのため、この3種類は最も高い病原性をもつ歯周病菌集団と考えられ、レッドコンプレックス名付けられました。

3種類が揃うと、それぞれがより強い病原性を発揮するようになります。その理由は3種類がそれぞれお互いに栄養共生関係にあるためです。つまり、ある細菌が栄養素を摂取する。その細菌が放出した代謝産物(排泄物)を別の細菌がが食べる。
このようにしてレッドコンプレックス3種類は互いに栄養素をやりとりしながら、病原性を高めあっているのです。
さらに、研究によりレッドコンプレックスの中でも最も病原性が高いのはP.gingivalisであることが示されました。

細菌のほかに原因はありますか?
原因はプラークの中の歯周病菌ですが、全身状態が悪かったり、ある種の病気は歯周病に影響を与えます。妊娠、喫煙も間接的に歯周病に影響を与えます。
歯周病は遺伝ですか?
いいえ、そうではありません。しかし抵抗力という面では遺伝するかもしれません。

« 歯周病のコンテンツはコチラ

PAGETOP