唾液が侵入しないように薬剤が外に漏れないようにすること

ラバーダムについてはご存知だと思いますが、根管治療には必須でこれがないと、根管治療は行ってはいけません。

もう一つ重要なことがあり虫歯が大きくなっていて歯の壁が壊れていると根管治療をする時、唾液が侵入し、使用薬剤が漏れて火傷をしてしまうので隔壁を作ることが重要になります。

虫歯により歯の手前の壁が崩れているので隔壁を作ることが大切です。

白い樹脂（コンポジットレジン）で壁を作り根管治療の準備が出来ました。写真で赤く見えるのは歯髄（神経・血管）です。

完全に滅菌した器具でこれから治療開始です。
本日の治療は１時間３０分を予定しています。

日本歯周病学会専門医　吉川英樹　拝