ハイビジョンのヘッドマウントディスプレイでマイクロスコープの映像を患者様と共有

４月は天候不順な日が多く今日も太陽が隠れたままです。

「百聞は一見にに如かず」と言いますが私たちの医院では、治療によっては、私（術者）が見ているマイクロスコープの動画を患者さんにリアルタイムにライブでご覧になって治療を進めることができます。

何事も見方によって感じ方が違います。

ジェットコースターを地上から眺めていても恐怖感は感じないし、水族館の魚を上から覗いていてもまるでリアルではないのですが最近の水族館はまるで海の中に潜っているように感じる構造になっているので自分は水の中にいるような錯覚を覚えます。

治療をリアルタイムでご覧になった患者さんは

「すごい画像を見せて戴きました」

「こんな治療をしてもらって尊敬できます」と仰ってくれます。

ありがたいことです。顕微鏡歯科は技術が難しく、その分やりがいがあります。これからも精進し練習していくつもりです。

一番大切なことは、患者さんが治療に参加していただきたいのです。おまかせではいけません。

日本歯周病学会専門医　吉川英樹　拝