インプラントではなく自身の歯を残す価値
しばらく症例ブログをお休みしていたことをお詫び申し上げます。 初診 2022/01/17 主訴 「左上第2大臼歯を抜歯してインプラントを勧められているがセカンドオピニオンとして意見を伺いたい」と御来院されました。 初診時に色々とお話を伺っていると、数年前にコンポジットレジン充填を前医でされたが、その歯が膿を持って主治医に尋ねたところ「抜歯してインプラントを勧められた」と言う事でした。 早速CTを撮影して診断したところ、この歯の全ての根の先が膿んでいるのが観察されました。 私の診断としては、高度精密根管治療をすれば治る症例でマイクロスコープとエルビウムヤグレーザーを使用した米国式根管治療を行いました。 治療前と治療後6か月のCT像を比較して下さい。