お知らせ

ジルコニアのクラウンが不適合で歯肉が悲鳴をあげている

ゴールデンウィークも終わり初夏の気持ちのいい天気ですね。

3日間連休明けの昨日は、1年位前にクラウンを入れた歯がズキズキと痛いという患者さんを診療しました。

術前の写真です。

Leica Picture

歯肉に覆い被さるようにクラウンが装着されています。

一見きれい見えますが、原理原則を守っていないことはマージン(歯とクラウンの境目)が触知できないことで明らかになります。

まるで大きな帽子をかぶせたようなクラウンが装着され歯肉を圧迫しています。

患者さんは「ズキズキと痛みを感じる」と訴えているので、このクラウンを除去することにしました。

クラウンを除去しようと試みたのですが、素材がジルコニアなのでしょう。全く削れません。

50分位削ってやっとこのように一部除去出来ました。ジルコニアは新しい素材なので私にとってクラウンを除去するのは2回目の経験です。タービンでは歯が立たずKaVoの5倍速のコントラでやっとです。

Leica Picture

これを見て仰天しました。

「なんと歯肉が圧迫され潰瘍を作り出血しています」

拡大して良く見て下さい。

これは術者が作る医原製の疾患です。

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日本歯周病学会歯周病専門医 吉川英樹 拝

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