お知らせ

1970.01.01

歯科用CTレントゲン装置

「歯科に通っても一向に痛みが治まらない」

「どの歯が痛いのかわからない」

「歯肉から膿が出ているが原因がわからない」

今までのレントゲン装置は二次元であり影絵のようなものなので確定診断をすることが難しく、いたずらに治療期間ばかりが延びてしまい治癒しないことが多々ありました。

しかしながら、歯科用CTの出現によりこれらの悩みはある程度解決することが出来るようになりました。

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写真は当医院のCT、X線装置

歯科用CTで診断できる痛み・腫れの原因

1.根尖性歯周炎

歯の内部に細菌感染が起こり、その結果、歯の根の先に膿が溜まる病気を膿瘍、或いは嚢胞と言い、これらを総称して根尖性歯周炎と言います。根の先に膿が溜まり、それが歯肉を突き破って拝膿し、症状は根の部分を押すと痛かったり、かみ合わせると痛みがでる場合があります。

患者さんにとっては、どの歯が痛むのか、どの根っこが痛むのかが解らず、術者の2次元のレントゲンでは約50%しか正解が得られませんので誤診をすることが多々ありました。

CTは3次元の立体で撮影するので100%近く痛み・腫れの原因を特定し、確かな診断が出来ます。

根尖性歯周炎についてはこちらをご覧下さい。

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2.歯性上顎洞炎

歯性上顎洞炎とは、歯の根っこの細菌感染が原因で上顎洞の粘膜が腫れる疾患を指します。

いわゆる、歯が原因で起こる蓄膿症です。

これもCTにより診断できます。

CTを撮影した後に治療するべき疾患

1.抜歯後のインプラント治療

インプラント手術をする時に触ってはいけない解剖学的な所、場所があります。

太い動脈、太い神経は、もし触ってしまうと大出血、神経麻痺などを起こし重篤な合併症を引き起こすので注意が必要です。

従来の2次元のレントゲンではこれらの動脈・神経の走行状態、位置を把握することは困難でした。

上顎にインプラントをする場合は、奥歯の上の上顎洞を観察することが重要で従来の2次元のレントゲンでは無理があります。

インプラント手術をする時はCTを撮影することは必須です。

2.下顎に埋まっている親知らずの抜歯

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下顎の親知らずは水平に生えていて骨に埋まっているケースが多くあります。

そのため、骨削除が必要なケースがあり、親知らずの根の先が大きな動脈・神経に接触している場合があり、そのような場合CT撮影は必須です。

親知らずの抜歯についてはこちらをご覧下さい。

3.歯周病

歯周病は歯周ポケットの感染が歯の周りの骨の吸収を引き起こす病気です。

CTにより骨の吸収を立体的に観察し診断することができます。

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