お知らせ

2016.03.21

次の根管治療の予約までの間、封鎖に問題があるケース

先日、都内から初診の患者さんが見えて次のような訴えでした。

「1年間、歯科に通っているのですが神経を取って以来ずっと痛みがとれない状態が続いています」

早速、仮封材(次の根管治療までの期間、歯の内部・根管を消毒し外部から細菌や唾液が内部に侵入しないように歯に蓋をする材料)を除去しようとすると、いとも簡単に除去することが出来ました。

Leica Picture
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これはいけません。歯の中に細菌・唾液が侵入して根管内を消毒、無菌的にするという根管治療の目的が達成出来ません。

しかし、歯科衛生士などのデンンタルスタッフに聞いてみるとこのようなか仮封材(ストッピングと言います)を使っている医院は今でも多いそうです。

根管消毒する薬剤を根の中に置いておきながら外から唾液・細菌が侵入するという本末転倒している歯科治療が行われているということは日本の根管治療の成功率に現れています。

根管治療は保険では不採算と言われているのでこのことが影響していると思います。

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日本歯周病学会歯周病専門医 吉川英樹 拝

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